接客時に大切な声の表情について

より良い接客をするためには、お客様に笑顔で接するだけでなく、どのような声で話すのかも重要です。
こちらでは接客時に大切な声の表情についてご紹介いたします。

接客時における『声の表情』の重要性

接客時における『声の表情』の重要性

お客様と接する時には、明るく聞き取りやすい声が求められます。
歌手や声優などとは違いある程度個性を抑えながら、好感度の高い自然な声で話す必要があります。冷たい声、暗い声、作った声、特徴的過ぎる声などはお客様に違和感を与えてしまいます。お客様から信頼され親しみを持たれるような声で話すように心がけましょう。

また、TPOに合わせて声のトーンやボリュームをコントロールすることも重要です。例えば、電話対応時やお客様の来社(店)・退社(店)時には、少し高いトーン(ソの音程)でお客様に届くように声を出しましょう。

そしてお客様の近くでの接客時や謝罪時には、慎み深い声でボリュームを下げるなど配慮が必要です。

顔に表情があるように、声にも表情があります。
接客に向いているのは笑顔と笑声。顔の表情が生き生きしていると声も自ずと元気になります。背筋を伸ばし笑顔を整え、歓迎・感謝の気持ちで接客することによって、あなたの誠意は必ずお客様に届くでしょう。
「声のおもてなし」できていますか?より良い接客のためには声の表情が重要なのです。

接客業の方は、講師や専門家から見た良い声『声のおもてなし』を意識する

接客業の方は、講師や専門家から見た良い声『声のおもてなし』を意識する

接客業に大切な声の表情を高めるためには、講師や専門家から見た良い声を参考にすることは大切です。
「声のおもてなし」ができる良い声には、下記の3つが挙げられます。

  • 届く声…お客様に生命力を感じさせるような声…腹式呼吸からの発声でしっかり相手に届く「通る声」で話しましょう。
  • 明るくやわらかな声…思わず笑顔になってしまう好印象を与える声。
    共感が伝えわる音を振動に変える「笑声」。
  • 明瞭で慎ましい声…濁りやノイズがなく安心感を与える声。口を動かすのではなく舌の力を抜いて、「謙虚な声」で。

人の印象は、表情と声で決まってしまいます。
接客業ではお客様としっかりアイコンタクトをし、「通る声」「笑声」「謙虚な声」を意識することで、お客様にしっかりと伝わり信頼される好印象な「声のおもてなし」ができるようになります。

接客時の声の印象を高める効果的なレッスンのことなら、八百谷コミュニケーションアカデミーにご相談ください。指導歴34年の豊富な実績で、地元鳥取県や東京都などでボイトレのレッスン・セミナー・研修を行っております。

呼吸をコントロールすることによって、楽器として体を用いる発声法が身につくだけでなく、ボイトレを定期的に続けることで滑舌が良くなり緊張を緩和することができます。人前で話すことが苦手なあがり症の方、声が小さくて聞き返される内気な方、滑舌が悪い、などでお悩みの方に最適なコースもご用意しております。
東京都や鳥取県などでボイトレを受講したい方は是非お気軽にお問い合わせください。